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なるべくしてなった、無念さが滲み出ている・・・・・・   


なぜここに客が来ないのか

―実情の問題を素直にさらけ出せ― 店長の悩み



この2年近くの間、ただ支払に追われた釘調整であった。
取れるだけ取る、
でも反面ある程度出さないと客がいなくなるとの葛藤の日々であった。

立地条件上、周りに店もなく大丈夫だろうと…。
とにかくせっぱ詰まった思いのまま何の策もなく、
客が来店するのをただ待って、帰るのを待つだけの日々であった。

今思うともう少し早い段階で処置を取っていれば、
又もっと積極的にみなと集まっていろいろな話し合いの
場を設けて対策を練っていれば…。

やはり自分自身の頭がなかった「おれ一人で何も出来ないよ…」と、開き直った。
投げやりになっていた感もある。

ただ流れ作業のようにその日その日が過ぎていく。
思うようにいかない、一人で悩む。

そういう空気が客にも影響を及ぼしていたかも知れない。
いろんなイベントを催すことが少なかった。「やってもいっしょだ…」
戦略が皆無だった。
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この店舗は山奥の村にポツリと1店舗。

完全にヤリカタがまずかった。
人口は2万人の村。立地条件は最高である。
競合がない。山奥だからふもとの大きい店に行くのも1時間ほどかかる。


こんな好立地である。
弱者の立地は山であり谷であり、海岸地帯であると言ってきた。
きつい機械がよくつく地域で玉単価が高い。客負担額も高い。何せ台の入替が少なくすむ。私も山間地帯と海辺にはよく、足を運んだもの。一昨日が賑やかな市街地で、昨日は山間地で今日が海辺に向かっている。そして明日は繁華街にいるという生活を今でも続けている。店長の気持ちもわかるが、社長もわるい。社長はおおいに反省している。

気性も荒いが気はさっぱりした人々の集まりがお客さま特性である。
山村の土木業とか漁村の漁業を営む人達は酒と博打と歌が好き、
今も昔とあまり変わってはいない。

このような店はちょっとした特性をアピールすることで、一定の稼動をする。
何のヤリカタも戦略もあったワケでもなく、いつも惰性で動いたツケがそうさせてしまったのである。店長の分析はマトをえている。店長の心境にはなるべくしてなった、無念さが滲み出ている。


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by pyuaraito | 2007-12-19 23:40 | 弱小ホールの悩み

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