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今年を振り返ってNO2・・・ある部長のパチンコ人間学、優しさは時には罪である!   




■小西・・・彼との戦い、そして別れは色んな意味で大きく深い。
彼との出会いから別れ、別れの真の理由まで知るスタッフは
数えるほどしかいないが、この全てを語ろうとすると、
膨大な時間を要するのでここでは避けるが、今思えば色んな事を学んだ気がする。

特に感じるのが優しさも時には罪になる。
自分の為にも、相手の為にもならないと言う事
時には厳しい決断も必要である。と言う事かもしれない。

振り返れば、私は彼に優しかった気がする。
別な言い方をすれば、気を使ってたとも言えるかもしれない。
とにかく気難しい男だった。でもそれは純朴で素直で人間らしい男でもあった。

そんな意味では良いのだが、わがままで自分の殻をやぶれない男でもあった。
そしてあの事件は起こった。起こるべくして起こったとも言えるのかもしれないが・・・

決断の時は迫られた。解雇か継続か?色んな事が思い浮かぶ。
過去の歴史、彼の家族・・・。しかし、意外と結論は早かった。解雇!

形としては残った3人の幹部に委ねる事としていたが、
私の心は決まっていたし、幹部もそう決断すると思っていた。

この方が本当の意味で彼の為になるし、自分の為になる。そして何より、残る
幹部、スタッフの為になると・・・。そう考えられたとき、直ぐに結論は出た。
この事件は本当に大きかったと思う。
この後の事にも大きく影響した。
でも残った幹部にとっては間違いなくプラスになったし、プラスにできたと思っている。

それぞれの思いはあるだろうが・・・?
私も多くを学んだ。基本的には、彼の問題が大きいとは思うが、
あの時、あの場面でこう言ってあげられていたら・・・
彼の殻を破る手伝いがもっと的確にやってあげられていたら・・・
彼の罪を自分の罪として置き換える事ができた気がする。

そしてそれは教訓になり、
今の幹部、スタッフはこうしないとの決意にも変わった気がする。

2度と小西的な人間を作らない!それが、教訓であり
彼に対する真の罪滅ぼしになるのかもしれない。
ただ、未だに問題なのは、ではどこまでの助言し
どこまで頑張り、どこまでその人を救い続けるか・・・
組織である以上、全体を考えなければならない。

たった1人の為に組織が崩壊したのでは話しにならない。
その為のどこまで?と言うラインが分からない。
このラインに答えはないかもしれないし、
状況や相手によっても違うとは思うが、見極める事も大切な課題だと思う。

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by pyuaraito | 2007-12-22 01:42 | ないないづくし戦略

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