愛好会で成績をあげた!
2007年 12月 13日
私は愛好会で成績をあげた。
お客の中の愛好会という仲間の会である。
うちの店の出家信者とでもいうべき存在である。
ひとりの出家信者が10人の信者をつくる。
最初は愛好会に会長1人で始まったこの仕事。
それが2人から4人、6人と・・・知らぬうちに10人の熱狂追っかけが結成された。
今の会員とは違う。
店の単なるフアンではない。
お客でありながら、お客の声をモニターする。
お客でありながら、競合の調査もする。
お客でありながら、お客を紹介する。
お客でありながら、愛好会の運営も自主的にする。
例えば、満席の食堂にはいって来た、一見客に得意げに席を譲ってさりげなく、
去っていく超常連の格好の良い姿を思い浮かべて見て下さい。
でもそればかりではない。
不正客を見つけたり、スタッフの補助の役割もあってか、仕事が滞らない。
だといって癒着にもならない。
この店が好きだから、
ここの店長が好きだからそうするのだ。
この店の定休日が自分の定休日になっている。
だから定休日に道端で子供連れですれ違ったりもする。
「えっ、今日はパチンコに行かないのですか?」
「だって、今日はあんたんとこが休みだから、俺も定休日なんだよ」
愛好会には会則もあり、会費もあり、役員制になっている。
(注)店の雇用関係ではなく、報酬もない、純粋なフアン倶楽部?!である。
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そんな愛好会の支えがあって、
見知らぬ土地の進出でも
地域一番店を維持することができた。
田舎ほど、保守で
場末ほど、無関心で
他人を排斥したり、冷徹な向きは
勝手な先入観なのかも知れない。
一度きずいた信頼の絆はかたい。
わたしは、愛好会があって、成績をあげた変人のようです。
でもこんな組織をつくるのも人間力です。
おカネがないからそうしたのです。
よ~く、やりました。近所のおつき合い。どぶ掃除から結婚の相談まで。
よ~く、やりました。駐車場での焼き肉懇談会からカラオケまで。
お客様の知恵をパンクするほどまで頂きました。
あの時は本当にありがとう!
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○ 愛好会のつくりかた教えます。
始めるのはカンタンですが軌道にのせるには頻繁な接触が必要なだけです。
その手がかりをつかむのは決断力と行動ひとつだけです。
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by pyuaraito | 2007-12-13 23:07 | ないないづくし戦略