苦しいからパチンコしている・・・・・
2007年 12月 18日
「苦しいからパチンコしている」
「・・・悲しい人が集まっている。
人間にはストレス発散や忘れてしまいたいことがある・・・
この店は下層社会の人たちに対する温かみがある。
パチンコをやる人は他のモノを犠牲にしてパチンコ代を捻出している。人生の遣る瀬無さを一瞬たりとも忘れるためにやってるだけ。苦しいからパチンコをやっている」
上記はプレグラフの編集室長のブログから一部を抜粋したものである。
アンケートに見えないパチンコする庶民の遣る瀬無い気持ちが見事に表現されている。
「苦しいからパチンコしている!」なんて、なかなか言えないことである。
誰がアンケートにそんな事を書けるのか。我々は苦しくてつらくて、その気持を一瞬で忘れようと機械に対面しているお客様をどこまで理解しているのだろうか。
「悲しい人が集まっている」なんて、まったく、そのままのお客様の心境である。
そしてなにも異論のない、私のお客様視点のひとつでもある。
お客の舞台裏に接近したパチンコ人生を語っているからだ。
かって、吉永小百合が働きながら学校に通うという、
映画(デビュー作、キューポラのある街であったか、
未成年であったかどちらである)のある場面で
パチンコ屋さんの島裏で玉の補給をしているのを思い出す。
弱者の声が体内を揺すぶるようだ。
こんなお客のパチンコ人生模様に一瞬のうちに過去がよみがえってくる。
パチンコ店の2階を0歳児と2歳児を連れてあっちこっちと転々とした日々が・・・
東京、横浜、静岡、福井、大阪と苦しいから渡り歩いてきた。楽になろうと・・・
「苦しいからパチンコしている」は、なんと意味が深いんだろう・・・・・・・
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by pyuaraito | 2007-12-18 14:53 | 弱小ホールの悩み